大山未希さん

大山未希さんが、シーズン中の今、パートナーと解散して、ビーチバレーから距離をおくとのこと。



未希さんがアローズに入った時に、いずれタクトさんのような、今なら高田選手のような存在になってほしいなと思っていました。
と、セッターに転向。
できれば、セッターは……自分は、どちらかというと反対でしたが、未希さん、頑張った。
自分も精一杯、応援して、アローズの試合は2年間、全試合、応援に行きました。


セッターに転向して、ようやく未希さんもセッターとして、素晴らしい活躍をし始めた時。
……いまだに、あの川越で上げたミラクルのようなトスと、黒鷲準決勝のNEC戦でのニクイまでものパルボッサの「使い方」。
思い出すと、鳥肌が立つ。
それまで、もうひとつの感があったシンディを、生かして、も一つ上まで引き上げた。
あの時、上げた1本のバックアタックへのトスは、誰もが予想だに出来ず、また、その美しさときたら感動モノでした。
それなのに。それなのに。
ビーチ転向。
事前に相談されていたら、とにかくあと1年だけでいいから 続けてほしかった。
そう言って、大反対したことでしょう。


それでも、未希さん。頑張った。
最近では、有名な選手と組んで、大きな大会でも優勝まであと1歩のところまで上がってきた。
スゴイな。やっぱり未希さん、すごいわ。
そう思っていた矢先の、宣言。



ある意味、未希さんらしいのかな。
自分から見たら、遠回りばかりしているように見えて。
頑張って。頑張って。
高いレベルまで上がって、あと1歩のところまで来て。
あと1歩のところで、すっと。



もったいないように。
惜しいように感じるけれど、未希さんが選んだ道なので。