心はひとつ!東レアローズ

pigroboshow2008-04-07

男子アローズが決勝で敗れた土曜日。
4年前を思い出しました。
あれから、色々なことを女子アローズと歩んできました。
「また 1から 頑張りましょう」
その言葉は軽々しく言えない。
日曜日は、勝利するしかない。そう思いました。

2007年サマーリーグに苦しんで、ずっと連覇を続けていた近畿総合で敗れました。
言えないけれど、その頃、すごく残念な話を聞いて、私は東レアローズのファンをやめようと思いました。加奈さんだけを応援しよう。バレーボールファンをやめようと思いました。

その私を救ってくれたのは、東海大学でした。
東海大学は、1部から2部に降格し、みんな苦しんで、辛くて、それでもみんなが励ましあって、精一杯頑張っていました。
結果を出せなかった4年生。それでも、辛い中でも、互いを思いやる心。美しい心にふれて、バレーボールファンをやめようと思った私を東海大学が救ってくれました。

東レアローズの応援に国体に行きました。
そこで、私が見たのは、必死にボールを追う東レアローズの選手の姿でした。
そして、ココさん。
ココさんは、実は準決勝、決勝で「スゴイ場面」で起用されて、ミスをしてしまいます。
その時、ココさんをみんなが声を掛けて、励まし、そして、ココさんはその気持ちに応える様にレシーブで頑張ります。
みんなが一丸となって戦い、粘り、見事、優勝しました。

プレミア決勝。
コートに全員で向う時、東レアローズの選手は、隣の選手とタッチをしますが、そのタッチがベティさんとネネちゃんの間で途切れそうになった時、ベティさんが一生懸命に追ってタッチをしてつなげました。
国歌斉唱のときに、ミチさんからダンさんまでしっかり手を握ってつないでいました。
ベティさんがブロックに捕まってしまって、悔しそうなとき、エリカさんが必ず話しかけて。
東レアローズは優勝しました。
そのことは、とても嬉しいけれど、私は、それ以上に、チームがひとつになっていることが嬉しく思います。
励ましあい、助け合い、ひとつのボールを繋げて。
「信頼すること」「諦めないこと」「思いやること」
そんな 東レアローズが好きです。