シンプルなことなのかな?

pigroboshow2009-02-03

最初のうちは、そうでもありませんでした。
正直、流山大会の初日のKUROBEとの試合後は、ストレートで敗れたのに悔しさがあまり伝わってこなくて、なんだか歯がゆい気持ちになりました。
GSSの試合は、しばらく離れようかな。
そう思いました。
翌日の上尾との試合。
この試合が、私にとって大きく気持ちを変える試合となりました。上尾がマンブル選手に代表されるように攻撃力のあるチームだったのも大きいと思います。
この日のGSSは、粘りのあるレシーブの連発。
特にリベロの村木選手。マンブル選手のジャンサにはしっかり対応していました……ってか、自分は、めっちゃその瞬間に感情移入してしまいました。
「マユ、がんばれ!」
そして、試合中に村木選手が何度も捨て身のレシーブでボールに喰らいついている姿に心打たれました。
試合後に、敗れてしまったけれど、GSSの頑張りに嬉しさがいっぱいになったような上尾との試合でした。
そして、四国との試合。
自分がもっとも心配していたのは、香川のホームゲームの応援に圧倒されて、GSSが自分たちのバレーボールができないこと。
香川の皆さんにも、いいバレーボールをコートで表現してもらいたいと思っていました。
試合開始。
緊張感いっぱいの桐井選手(コートネーム、ミチ)がサーブ。
観客の99%以上が四国の応援の中、ミチの顔見てたら、たまらない気持ちになってきました。
(めっちゃ、励ましたい。支えたい。応援したい)
そう思いました。
「ミチ、ナイスサーブ!」
でかい声で、そう声をかけたら、ミチが相手コートを見つめたまま、大きく頷きました。
この試合は、自分は勝利云々よりも、純粋にGSSの気持ちを少しでも奮い立たせよう。勇気づけよう。
リードしていれば、気持ちを引き締めるよう。
失点したり、ミスしたり、嫌な流れの時は、できるだけゆっくりと温かみをこめた気持ちで、声援を送ろう。
得点をすれば、めっちゃ喜び、選手を盛り上げよう。
そんな気持ちで応援しました。
翌日の柏戦は、先日よりも少ない人数の2人。
Tさんと応援しながら、やはり、前日と同じ気持ちで応援していました。
そうしたら、昨日の試合から何かを感じてくださった方も多かったのか、スタンドの別のところからも応援してくださる声が聞こえました。全く、私はチームとは部外者なのに、ありがたいなあって思いました。
この日は、前日、四国のブロックに苦しんでいた、蓮沼選手(コートネーム、サトコ)が大活躍。
GSSの鬼門の第3セットも取り。第4セット。
勝利した瞬間、自分はどんな気持ちだったか良く覚えていません。
めちゃくちゃ感動した。嬉しかった。そんな気持ちでは無かったように思います。泣きたいような。そんな心境でもない不思議な感覚でした。
勝利者インタビューで、キャプテンのゆっこさんが、マイクを向けられた瞬間が、初めて、「よかったあ」って嬉しい気持ちになったような気がします。
サインボール投げ。ゆっこさんが投げたボールをスタンドで応援してくださっていた男性の方がキャッチされて、満面の笑みになったのを見て、すごく温かい気持ちになりました。
それから幕を外していたら、アリーナから黄選手が、声を掛けてくれて。
全選手、監督、スタッフが挨拶してくれて。
その時の顔がとても みんな良かった。
何故か分らないのですが、
私は、柏との試合。ゆっこ、さまあ、さとこ、みち、とも、すぎょん、まゆ。途中出場のゆかり、みさ、れい。みんな めっちゃ愛しく思いながら声援を送っていました。
なんだか 自分でも よくわからない 不思議な柏との試合でした。
勿論、勝利のためだけど、それ以上に、選手ひとりひとりがベストパフォーマンスを発揮できるように。って応援していた四国での2連戦でした。
人に喜んでもらえるのは、すごく嬉しい。
もしかしたら、そんなシンプルなことかもしれません。
また チャレンジは、プレミアに比べたら、観客も応援される人も少ないし、自分ひとりでも スタンドで応援して、選手を勇気づけられるなら……そんな大袈裟でないな。喜んでくれるなら、またGSSの応援に行きたいなと思います。
それと。
チャレンジのバレーボールも、とても楽しく感じるのです。