サマーリーグのＮＥＣとＧＳＳの試合や、栗山のカンさんのことなども改めて書いておこうと思いますが、どうにも気がかりなことがひとつあります。
サマーリーグ観戦中に、バレー仲間のＳさんから教えていただきました。
「Ｎさん。バレー部を辞めたそうです。体を壊してしまって、会社も辞めて故郷に帰られたそうですよ」
最初に、それを聞いた時は、ショックではあったけれど、連絡が出来るわけでもなく、自分には何も出来ないなあということのみ。
……ではあったのですが、時間が経つにつれて心に重くのしかかるようなものが。
彼女の笑顔ばかりが思い浮かびます。
めっちゃ辛い状況で迎えた秋に、体育館に向う電車の中で、偶然、前の席に座った彼女は、やっぱり笑顔でした。声は出さないで、静かに温かく笑っていました。
会社のバレー部に入り、試合に向う駅前での笑顔。
私服で移動しているのを、学生時代のチームメイトに
「やる気ないなあ」
って、言われて笑顔。
コートのイメージと違い、彼女はぽわんとした感じで笑っていました。
冬の愛知の試合帰りに駅のホームで偶然会った時も笑顔でした。
函館のバレー少女に写真を送りたかったので、写真を撮らせていただいて、それを見せたら、めっちゃ笑って。静かで温かい笑顔でした。
彼女の故郷は、海がきれいで自然の豊かなイメージがあります。
故郷で、ゆっくり静養してもらってほしいなあ。
元気になってほしいなあ。
私には、何も出来ませんが、あなたのことを想っていますよ。
元気になってくださいね。
どこかで、読んでくれたらいいなあ。
きっと、元気になって、またどこかの体育館でお会いしましょう。
また ぽわんとした笑顔を見せてくださいね。
きっと、ですよ。
