2008

pigroboshow2011-12-27

【秋葉台】
彼女たちに初めて体育館であったのは、秋葉台の体育館でした。
その日、日立佐和健祥会の試合が行われ、東海OGの藤崎選手の応援に来ていたのだと思います。
試合後に、藤崎選手と
「春に1部に復帰して、秋に1部で優勝だ」
そんな強気なことを話していたけれど、まさか本当になるとは。


あの時、怪我をしていた藤崎選手が日立佐和の主将になり、そして、今、女子ラグビーに転進して活躍されていることの不思議。
この4年間は、たくさんのドラマがあったなあとつくづく思います。



【春リーグ】
第1戦
東海3-0順天堂
25-20
25-17
25-15


2008マーメイズ公式試合は、東京体育館でスタート。
1年生が多くベンチ入りしていて、少し複雑な心境になったのを覚えています。
この試合だったか、定かではないけれど。
吉村選手(サキさん)に
「ナイスサーブ」
って声を掛けたら
「はいっ!」
と大きな返事をしてくれて。
自分史上、初めて声援に返事してくれました。


第2戦
東海3-0大妻
25-22
25-12
25-16


第3戦
東海3-1宇都宮
25-19
17-25
25-19
25-15


第4戦
東海3-1大東文化
25-23
21-25
25-12
25-22


第3、4戦のこの2試合はきつかった。
特に、第4戦は、苦しかったと思うのと、この試合で、チームの絆が強まったと思います。
強く心に残る試合でした。
当時の大東文化には、大田選手(引退)鈴木選手の現在、GSSで活躍している選手、また、大学バレーファンの間で、認知度の高い持田選手などいい選手が多くいました。


第5戦、6戦は、黒鷲旗と被り、自分は黒鷲のアローズの応援に大阪に向かいました。


アローズが敗れてしまったため、途中で帰ることに。
その途上、東レファンのバレー友達から教えてもらった球技の神様が祀られているという白峯神宮寄ってきました。
お守りと、東海の1部復帰と優勝をお願いしてきました。
2部で準優勝だったので、あまりご利益ないなあと思ったら、秋に優勝。
嬉しくて、バレー友達に
「すごい ご利益ですっ!」
とメールしたら、
「おめでとう。でも、アローズはずいぶん、時間が掛かったけどな」
とおしゃれな返事。


第7戦
東海0-3国士舘
16-25
21-25
24-26


国士舘にストレート負け。
3セット目は接戦のようでも、内容では圧倒されていたように思います。


その日。
友人から、横山友美佳さんのことでメールをいただきました。
力を出し切れず敗れたように感じる東海に、今、コートでバレーボールができることが、いかに幸せであるか。
明日は、思い切り自分たちをコートで表現してほしいと願いました。


第8戦
東海3-0宇都宮
25-15
25-12
25-13

第9戦
東海3-0大東文化


東海は、この試合に勝利し、1部復帰が決定。
この試合のあと、キャプテンの野溝選手(クミ)さんに、
「1部復帰ですよね」
そう聞かれたので、
復帰決まりましたよ。
と話したら、嬉しいというより、ほっとしたような顔をされたのが印象的でした。
この春リーグは、入れ替え戦が行われず、優勝、準優勝の2チームが自動的に1部復帰となることが決められていて、2部のチームにとっては大きなチャンス。
でも、それだけにキャプテンのクミさんには大きなプレッシャーがあったのではないかなと思います。


第10戦
東海2-3国士舘
25-19
30-32
25-20


14-16

試合後のスタンディングオベーションが全てを物語っていました。
敗れたけれど、内容が素晴らしかった。
感激しました。
この試合の後、ブログで、

「今。サキ(吉村選手)。シン(近江選手)。クウ(山口かなめ選手)。君達の4年間をずっと見たい。応援したいと思っています。君達のあの頑張りは、心から拍手を送らずはいられません。」

そう書いていて。4年間。その通りになっていました。