春

黒鷲旗の参加チームが発表されて、今年も東海大学女子バレー部、Mermaidsが選出されました。
おめでとう。

2013 Mermaidsの試合を見れるのは、春リーグからですが、その日程も発表されました。
今季は下位2チームが自動降格となる厳しいリーグ戦ですから、とにかく、ひとつひとつの試合が大切です。
全員で。
ここを乗り越えてほしいと思います。

この間、バレー友達とメールのやり取りをしていて、
会場で、クウさんとシンの応援している自分は応援が違うという旨の文章があり、そうだよなあと思いました。
シンさんは、昨年の内定時から試合に出場していて、今やNECの中心選手。一方、クウさんも昨年からベンチ入りはしていたけれど、本当にルーキーイヤー。応援の質も自然と変わっていたと思います。

岡崎からの帰りに、ある方から
「近江選手と山口選手では、近江選手のほうが好きなんでしょう?」
と聞かれて、これには驚き、即座に否定させていただきました。
本当に、それはないです。両方とも、同じように応援しています。
それぞれに思い入れがありますから。
といっても、あの世代の中で、正直にいえば、一人、特別に思い入れのある選手はいます。
それはサキさん。上尾の吉村選手です。

1年生の本当に最初の試合からスタメンだったのは、サキさんだけだったと思います。
ああ。あの1年生のコートネームは、サキって言うんだ。
「サキ、ナイスサーブ」
そう声かけたら
「はいっ!」
初めてだったよ。返事した選手。

嘉悦大学との東日本インカレの試合の時は、ボールを追いかけて。
本当にあんなに捨て身のレシーブする人、自分が知っているのは一人だけ。
元東レアローズのミユさんだけだったよ。
小玉選手が2004年のチームの顔で、「この人のここにはかなわない」という問いに、新人のミユさんの名前をあげて、「ボールをどこまでも追いかけていく。壁にも平気で激突していくから」
そう答えていたけれど、サキさんも同じ人だった。けがをしなければいいなとハラハラして見ていました。
その年の全日本インカレ、準決勝でもぶつかっていったよなあ。

思い出すのは福岡で行われた東日本インカレ。
嘉悦大学にやぶれて、マコさんと一緒に幕をはずしに来た時の涙。

サキさんは、あの年代の東海の象徴のような選手だと思います。
もっと応援に行きたかったのですが、チャレンジ前半で見たサキさんのプレーに安心したということも大きかったかなあ。