練習見学にて

昨日、9月22日はお休みだったので、東海大学に練習見学に行きました。
体育館の中から、学生トレーナーのカン君の声が聞こえました。
今、体育館内を走っているのがわかりました。
40名近い部員さんが走っているところに入っていくと邪魔になるので、しばし外で待っていました。
いい天気で、ちょっと暑く感じました。
別の建物で水を買って、休んでいると走り終えた部員さんの何人かが外に出てくるのが見えました。
それから掛け声が聞こえてきたので、体育館に入りました。
半分をバスケ部が、半分の3分の1を卓球部。女子バレー部は半分の3分の2を使用していました。
2コート。
だいたいいつも座っている位置に座って、対人パスを見ていました。
40名近い部員さんの対人パスは、なかなか圧巻です。
ボールが上がっているのをただ見ていました。
青と黄色のミカサのボールが、たくさん弧を描いていました。
なんだかボールのひとつひとつが嬉しくて、勝手に跳ねているようでした。
それをただ見ていただけなのに、ふと、目頭が熱くなってきて困りました。
理由もよくわからず、その日の練習見学では、そんな感傷的な気持ちになっていました。
多分に、今、その時の風景の尊さの意味を知るようになったからだと思います。
そんな気持ちを一気に晴らしたのが、3人レシーブでのカエさんでした。
いきなり、スゴイ勢いでボールを追いかけて、飛びついて。
それが、自分の心を躍らせてくれました。
いろいろ思い悩んでいる時は、思いを口に出してしまうといい。
誰かに聞いてもらえなくても、いい。
実際に言葉にすれば、その分だけ軽くなる。
カエさんの思い切りのいいレシーブが、だいぶ自分の心を軽くしてくれました。