背番号1

pigroboshow2006-09-10

国体近畿ブロックでは,ダンさんは怪我をされているのか試合には出場されませんでした。
近畿ブロックでの試合は,正直,選手足りるのだろうかと,和歌山に向かう際に心配で。
もしも,棄権ということになっても仕方ないと思っていました。
人数ぎりぎりの2日間で。ダンさんの心境は察するにあまりあるというか。
試合中,身を乗り出して声援を送るダンさんがいました。
特に三洋電機大阪との試合は,大接戦だったので「コートに入って,スパイク打ちたい。みんなを助けたい」そんな気持ちが伝わってきました。
最近,東レ・アローズの昔の試合をビデオなどで見るにつけ,特に思うのは,その気持ちの部分で。
加奈さんは,みんながつないでくれたボールを打って。全員がスパイクを打った際のフォローに一丸となって。苦しい場面,ミチさんが捨て身のレシーブを見せてくれて。タクトさんは,困った時に辛い場面で決めてくれて。ねねさんは……。ねねさんは,チームの為に命をかけてくれているような張り詰めたプレーの連続をされていました。
色んな選手がいて,ひとりひとりが個性的で,でも芯の部分は同じ気持ちで。
他のチームも同じだと思いますが,自分は東レ・アローズの試合を特別たくさん見ていて,特別,そういう心に触れる機会が多かったものですから,どうしても東レ・アローズを特別に応援してしまいます。そして,そういう
「仲間の為に」
その心。それは 東レ・アローズ 背番号1番。キャプテンのダンさんが強く持っているものだと思います。
ダンさんは,きっとコートに出れなくて,歯がゆかったし,悔しかったと思いますが,ダンさんがコートのすぐ近くにいてくれるだけで,きっと選手は勇気づけられたと思うし,プレーにも気合が入ったと思います。
背番号1番が,コートで輝く その日が楽しみです。