体育館で見た星

pigroboshow2006-11-25

大学バレーの試合は,朝,早くて第1試合が10時から試合開始でした。
僕は,早めに行って練習を見るのが好きなので,1時間ぐらい前に体育館に行きました。
体育館の中は,スタンドには観客らしき人は,ほとんどいませんでした。
静かな体育館の中で,東海大学の選手がいました。
静かな体育館内に音楽が流れてきました。
僕は 最近の曲はあまりよく知らないのですが,「目を閉じれば〜」
というフレーズが耳に残り,それはきっと「湘南の風」さんが歌っている「純恋歌」ではないかなと思いました。(間違えていたらごめんなさい)
全日本,Vリーグの試合などでは,めっちゃやるぞーって音楽が流れるのですが,
静かな体育館の中で,純恋歌という曲が,すごくあっていました。

純恋歌が流れる体育館で,東海大学の選手達がストレッチをして,そして,ボールを持っての練習にうつっていきます。
「嬉しくて 嬉しくて 柄にもなく スキップして♪」
少しずつ体がほぐれてきて
「桜並木照らすおぼろ月夜〜変わらぬ景色♪」
体育館の中で,ボールが跳ねる音と,選手の声がこだましています。
「春の夜風に打たれ 〜♪」
藤崎選手が背番号12のユニフォームから試合用の背番号1番に着替えてきました。
試合前の練習中に流れている曲が,少しずつ少しずつ試合に向かって,準備をしている選手達の一瞬,一瞬と見事に重なっていました。
試合が始まる頃には,音楽は無かったけれど。

第4セット,32−30の大熱戦の試合。
何度も崖ぷっちに。それを耐えて。
何度もあったチャンス。それを対戦チームが耐えて。
藤崎選手が3枚ブロックを破った時に,背番号1番がまぶしいぐらいに輝いたように感じました。
「目を閉じれば 億千の星 一番光るお前がいる♪」