東金。日曜日。いろいろ 考えた。

日曜日も雨が降っていました。
東金アリーナに、試合開始2時間前以上かな?
かなり 早く到着しました。
早く行ったのですが、既に1列目には荷物が置かれていましたので、日立佐和の応援席横の2列目に座りました。
コートでは、ちょうど日立佐和が練習をしていました。
練習を見ていると、日立佐和の関係者の方が一人で、応援席にメガホンと応援用のベスト?を配っていて、他の日立佐和ファンの方と一緒に2人でお手伝いをしました。まあ、自分はアローズファンなのですが。
練習の終わりごろに、藤崎選手と松浦選手がプレーについて、話していて、その姿が妙に心に残りました。
試合開始40分ぐらい前になって、まだ応援席が埋まっていなかったので、
「応援席に座らせてもらえませんか?」
と応援団の人に聞いたら、
「応援してくださるなら、是非、お願いします」
と気持ちよくおっしゃってくださったので、座らせてもらいました。
コートで日立佐和でなくて、大野石油広島が練習していました。
「ダーイ」
後ろの席の年配のグループの方達が、大野石油広島の海老原選手(元、日立佐和。コートネーム:ダイ)に声を掛けていました。
「試合中は、駄目だけど、試合前なら、(声援送ってもいいだろう)」
「ダイって、なんでダイって、言うんだろう?」
「大成の出身で、ダイって言うんだよ」
「ああ。大成で、ダイね。大きいからダイって言うのかと思った」
「いやあ。大きくないよ。どちらかというと小さく感じたよ」
後ろの方の席で、そんな会話がされていたのですが、文字で書くとなんということはないかもしれませんが、かつて日立佐和に在籍していて、応援していた海老原選手に対する、気持ちが感じられる口調で、なんだか、ちょっと涙腺やばくなりそうでした。
試合は、日立佐和の一方的な展開。
特に、すごいと感じたのが、江畑選手(エバ)と、中村選手(サラ)。
帰りの電車の中で、江畑選手のこの日の帳票を見るのを楽しみにしていました。
20/35。57.1%ですか。バックアタック、5/10ですか。
エースとして、申し分ない働きというか、とにかく、江畑選手、素晴らしかったです。
で、リベロの中村選手。こちらは……スーパーレシーブ連発です。
まずサーブレシーブが「強い」。崩れなかったです。
それでもって、ミチさん(東レアローズ:中道選手)ばりのミラクルレシーブも連発していて、自分が見た中で、この日の中村選手は、めっちゃ高いパフォーマンスを発揮されていました。
あれだけのプレーをリベロがしたら、そりゃあ、強いです。
始まったばかりの2010年ですが、プレミアも含めて、リベロプレーヤーでは大野石油広島戦の日立佐和の中村選手が、一番印象に残りました。
第1試合が終了して、もうこの日は帰ろうと思いました。
正直、東金はやはり遠くて、雨と寒さで疲れがたまっているのを感じていました。
第1試合終了が早かったのですが、電車がなくて12時57分。
その時間に帰っても、地元駅には夕方5時到着でした。
体育館でお昼用に買ってきたサンドイッチを食べていたら、日立佐和の応援に来ていた都澤さんと、もう一人の方……髪型が変わっていたのと、眼鏡を掛けていてはっきり分らなかったのですが。
第2試合のKUROBEの選手に声を掛けていました。
その相手は、田中選手と井西選手でした。(ふたりとも、元・日立佐和
帰り際に嶋田さんも会場にいらしてました。日立佐和三洋電機大阪の応援かな?
体育館を出たとこで、年配の男性が、
「バレーなんかしている場合じゃないよ」
と言ってて。
なんだ? なんだ?と思ったら、なんと、東金は、津波の危険があるとのこと。
地域的には、かなり海から離れているのですが、
津波を甘く見るな」
とおっしゃられていて、どうなるのかなあ?と心配しつつ、体育館を後にしました。
東金駅で、アローズと上尾を応援しているMさんと久しぶりに対面。
これから、東金アリーナに行くというので、一応、津波の件はお話しました。
といっても、着いたばかりで、帰るわけにもいかないでしょうし。心配させてしまったかなあ。後で、反省。
上尾といえば。
このままいくと、もしも上尾が入れ替え戦に進出したら、パイオニアと対戦するかもしれませんね。
そんな話をよく聞きます。元パイオニアの選手が多くいる上尾ですし、そこは辛く感じますが、自分は、日立佐和とパイオニア
あるいは、日立佐和トヨタ車体の方が辛く感じます。
イオニアには、板橋選手がいますし、トヨタ車体には、田原選手(旧姓 飯田)がいますから。
といっても、まだプレミアも、チャレンジも順位がきまったわけではないし。
痛みはあるにしても、いずれにしろ、日立佐和には、チャレンジで優勝し、次の試合につなげてほしいと思います。
試合後、本当は、できることなら藤崎選手(セナ。シュリ)に声を掛けたかったです。
といっても、たいしたことではないのです。
「新潟に行くから」
それだけ伝えたかったです。
それで、だから頑張って。とか、それで力が入りすぎたりとか、そういうのは御免です。
ただ、藤崎選手の励みになってくれたらと思いました。